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作家の条件<文庫決定版>
サッカノジョウケンブンコケッテイバン
- 著: 森村 誠一

作家になれる人、なれない人はどこが違うのか。通俗に堕さず読者からも乖離しない作品を生み続ける秘訣とは。半世紀近く創作の第一線を走り続け、松本清張、笹沢左保、山村正夫ら幾多の作家と交わった経験が、熱きメッセージとなり、志ある後進の背を力強く押す。小説を書きたい人必読の“作家虎の巻”決定版! (講談社文庫)
作家になれる人、なれない人はどこが違うのか。
通俗に堕さず読者からも乖離しない作品を生み続ける秘訣とは。
半世紀近く創作の第一線を走り続け、松本清張、笹沢左保、山村正夫ら幾多の作家と交わった経験が、熱きメッセージとなり、志ある後進の背を力強く押す。
小説を書きたい人必読の“作家虎の巻”決定版!
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書誌情報
紙版
発売日
2010年03月12日
ISBN
9784062763677
判型
A6
価格
定価:692円(本体629円)
ページ数
352ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2013年12月13日
JDCN
0627636700100011000N
初出
本書は著者のエッセイの中から主として、2004年4月に小社より刊行された「作家の条件」および、2007年3月に小社より刊行された「文芸の条件」所収のエッセイから、抜粋、再編集したもの。
収録作品
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作品名初出
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作品名
作家の条件
初出
「文芸ポスト」2003年夏号
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作品名
小説を書くということ
初出
「本の旅人」2002年4月号
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作品名
ミステリーの書き方
初出
「ポンツーン」2003年12月号
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作品名
怨稿
初出
「弘前民主文学」1992年3月号
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作品名
永遠の自己否定に生きる
初出
「抒情文芸」105号 2003年1月号
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作品名
終わりなき創作に挑む
初出
「青山学報」199号 2002年Spring
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作品名
ただ一人の異性
初出
「繪」446 2002年秋号
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作品名
生きるに値する山
初出
別冊太陽スペシャル「山旅の宿」2002年8月
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作品名
洗礼の本「モンテ・クリスト伯」アレクサンドル・デュマ
初出
「朝日新聞」2006年7月2日
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作品名
私の青春文学百冊書評プラスワン
初出
「野性時代」2005年12月号
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作品名
洗礼の本「ジャン・クリストフ」ロマン・ロラン
初出
「朝日新聞」2006年6月25日
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作品名
我が青春の「数奇屋橋」
初出
園田静香編「文壇バー」財界研究所
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作品名
人生の節目の旅立ち
初出
「家の光」2005年3月号
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作品名
松本清張反権力の栄光
初出
「神奈川近代文学館」第77号 2002年7月号
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作品名
松本清張の幸運と不運
初出
「松本清張記念館友の会館報」
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作品名
昭和と共生した作家
初出
別冊太陽日本のこころ141「松本清張」2006年5月
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作品名
作家は時代のリポーターでありたい
初出
「ミステリー文学資料館ニュース」第9号 2004年2月2日
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作品名
青春の証明
初出
「新刊展望」2003年5月号
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作品名
時代のリポーター
初出
「北海道新聞」2003年6月1日
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作品名
壮大な優しさ
初出
「CHAI」2003年9月号
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作品名
一期一会の終着駅
初出
「旅」2004年1月号
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作品名
民族の誇りの再生
初出
「文芸の条件」に書き下ろし
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作品名
地平線、水平線の彼方へ―地果て海尽きるまで―
初出
「読者人」2006年8月4日号
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作品名
「人間の証明」から「作家の証明」へ
初出
「俳句界」2004年10月号スペシャルインタビュー
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作品名
「青春の条件」の志
初出
学芸通信社 共同配信連載小説
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作品名
薄倖の歌人「魂の切影」
初出
「静岡新聞」2005年8月22日
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作品名
盟友笹沢左保氏を追悼して五つの魔性と生きた流行作家
初出
「朝日新聞」2002年10月23日
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作品名
一基一会の作家
初出
「小説宝石」2002年12月号
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作品名
積み残した作品への無念
初出
「産経新聞」2002年10月24日
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作品名
作家のあるべき姿勢
初出
「小説現代」2002年12月号
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作品名
青雲の同志 小林久三展―古河文学館
初出
「小林久三展パンフレット」2002年10月
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作品名
山岳―新田次郎の運命の器
初出
新田次郎記念会編「新田次郎文学事典」新人物往来社
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作品名
浅見にまちがわれた私
初出
浅見光彦倶楽部「浅見光彦the Complete華麗なる100事件の軌跡」メディアファクトリー
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作品名
管理会社への痛烈な反撃―大藪春彦
初出
「問題小説」1996年8月増刊号(森村誠一「人生は誰も教えてくれない」PHP研究所1999年4月に収録)
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作品名
日常の恐怖の揃い踏み・「信じていたのに」―新津きよみ
初出
新津きよみ「信じていたのに」光文社文庫解説
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作品名
「片桐且元」〔文武半道の達人〕―鈴木輝一郎
初出
鈴木輝一郎「片桐且元」小学館文庫解説
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作品名
時代小説の偉大な戦力-鈴木英治
初出
鈴木英治「天狗変」中公文庫解説
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作品名
とっておきエッセイ 私の健康法「飽きない秘訣」
初出
「ケール畑」2006年6月号
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作品名
新鮮な感動 写真俳句の世界
初出
「遊歩人」2005年11月号
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作品名
自然なままに―平常のライフスタイル
初出
「ダーナ」2006年夏号
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作品名
新選組―無名のどんぐりがつくった歴史
初出
カドカワムック192「新選組!」2003年12月
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作品名
日本文芸への強い衝撃
初出
「河」2006年9月号
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作品名
戦友の郷里
初出
「埼玉文芸家集団会報」2003年1月30日号
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作品名
二十一世紀の人間関係
初出
「遊歩人」2002年5月号
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作品名
文芸の条件
初出
「文芸の条件」に書下ろし
著者紹介
1933年埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。 9年余のホテルマン生活を経て、1969年に『高層の死角』で江戸川乱歩賞を、1973年に『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞を受賞。 1976年、『人間の証明』でブームを巻き起こし全国を席惓、『悪魔の飽食』で731部隊を告発して国際的な反響を得た。 『忠臣蔵』など時代小説も手がけ、精力的な執筆活動を行なっている。 2004年、第7回日本ミステリー文学大賞を受賞。山村正夫氏の遺志を受け継ぎ、多くの作家を輩出している「山村正夫記念小説講座」を主宰し、作家志望者に激励を惜しまない。 作家志望者向けの著作に『作家とは何か〈小説道場・総論〉』『小説の書き方〈小説道場・実践編〉』などもある。