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人形館の殺人 <新装改訂版>
ニンギョウカンノサツジンシンソウカイテイバン
- 著: 綾辻 行人

父が飛龍想一に遺した京都の屋敷――顔のないマネキン人形が邸内各所に佇(たたず)む「人形館」。街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読み(カウントダウン)はすでに始まっていた!? シリーズ中、ひときわ異彩を放つ第4の「館」、新装改訂版でここに。
「遠すぎる風景」に秘められた恐るべき真実!!
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書誌情報
紙版
発売日
2010年08月12日
ISBN
9784062767163
判型
A6
価格
定価:990円(本体900円)
ページ数
496ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2014年06月27日
JDCN
0627671600100011000R
初出
初刊、1989年4月講談社ノベルス。1993年5月に刊行された講談社文庫版を全面改訂した新装改訂版。
著者紹介
1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院博士後期課程修了。在学中は京都大学推理小説研究会に所属する。1987年に『十角館の殺人』でデビュー。「新本格ミステリ」ムーヴメントの嚆矢となる。1992年に『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。「館」シリーズという一連の長編は、現代本格ミステリを牽引しつづけている。ミステリ、ホラー、怪談など幅広く活躍。2012年に「館」シリーズ9作めとなる『奇面館の殺人』(講談社ノベルス)を上梓。