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新装版 紅刷り江戸噂
シンソウバンベニズリエドウワサ
- 著: 松本 清張

変わり行く季節を愛し、四季折々の行事やしきたりを重んじた江戸市井の人々。平穏な世の死角で起きる惨事もまた、江戸の風習と無縁ではなかった。織物問屋主人急死の真相を暴く「七種粥(ななくさがゆ)」、絵職人の犯罪を描く「虎」など、色情が高じて忠義を忘れ、後戻り出来ない魔道に迷う人間の愚かしさを突いた時代推理の名品6編。
清張の人間洞察
濃密な江戸情緒の中で浮き彫りになる、人間の脆さと業の深さとは。
変わり行く季節を愛し、四季折々の行事やしきたりを重んじた江戸市井の人々。平穏な世の死角で起きる惨事もまた、江戸の風習と無縁ではなかった。織物問屋主人急死の真相を暴く「七種粥(ななくさがゆ)」、絵職人の犯罪を描く「虎」など、色情が高じて忠義を忘れ、後戻り出来ない魔道に迷う人間の愚かしさを突いた時代推理の名品6編。
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目次
七種粥
虎
突風
見世物師
術
役者絵
書誌情報
紙版
発売日
2011年01月14日
ISBN
9784062768436
判型
A6
価格
定価:713円(本体648円)
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年05月13日
JDCN
0627684300100011000O
初出
1997年8月に講談社大衆文学館より刊行された「紅刷り江戸噂」を改訂し文字を大きくしたもの。