
マイページに作品情報をお届け!
リベルタスの寓話
リベルタスノグウワ
- 著: 島田 荘司

傑作中編集。民族紛争地帯のボスニア・ヘルツェゴヴィナで、酸鼻を極める切り裂き事件が起きた。心臓以外のすべての臓器が取り出され、電球や飯盒の蓋などが詰め込まれていたのだ。殺害の容疑者にはしかし、絶対のアリバイがあった。RPG(ロールプレイングゲーム)世界とこの事件が交差する謎に、天才・御手洗潔が挑む。同じく民族紛争がもたらした怨念が胸をえぐる中編『クロアチア人の手」も収録。
やっぱり、御手洗!
人間はかくも残酷になれるものなのか――。民族紛争がもたらした怨念が胸を抉る、超絶スケールの傑作2編!
ボスニア・ヘルツェゴヴィナで、酸鼻を極める切り裂き事件が起きた。心臓以外のすべての臓器が取り出され、電球や飯盒の蓋などが詰め込まれていたのだ。殺害の容疑者にはしかし、絶対のアリバイがあった。RPG(ロールプレイングゲーム)世界の闇とこの事件が交差する謎に、天才・御手洗が挑む。中編「クロアチア人の手」も掲載。
オンライン書店で購入する
目次
リベルタスの寓話(前編)
クロアチア人の手
リベルタスの寓話(後編)
書誌情報
紙版
発売日
2011年08月12日
ISBN
9784062770125
判型
A6
価格
定価:825円(本体750円)
ページ数
480ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2014年10月31日
JDCN
0627701200100011000K
初出
2007年10月に講談社より単行本として、2010年にノベルスとして刊行されたもの。