モモちゃんとアカネちゃん

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モモちゃんとアカネちゃん

モモチャントアカネチャン

講談社文庫

結婚って、離婚って何? 夫婦って何? これは鳥肌がたつほど納得させられる物語です。

靴だけが帰ってくるようになったパパ。体調を崩したママのところには死に神までやってくる。モモちゃんと妹のアカネちゃんは少し大きくなって――結婚のみならず、離婚や別れとはなにかを明確に教えてくれた、日本で初めての物語。『モモちゃんとアカネちゃん』『ちいさいアカネちゃん』収録。

この二つの小説を読みながら、わたしは、何度も、「まことにもって!」と呻きました。その声を聞きつけたしんちゃん(次男・五歳)が、心配そうに、書斎のドアをそっと開いてその陰から、小さい声で、「ぱぱ、おこってるの?」といったのでした。「おこってないよ、しんちゃん」とわたしはいいました。「ぱぱはこうふんしているだけ」――<高橋源一郎 解説より抜粋>

※本書は、小社より1974年に刊行された『モモちゃんとアカネちゃん』と1978年に刊行された『ちいさいアカネちゃん』を一冊にまとめ、修正のうえ文庫化したものです。


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書誌情報

紙版

発売日

2011年12月15日

ISBN

9784062771481

判型

A6

価格

定価:607円(本体552円)

ページ数

296ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

小社より1974年に刊行された「モモちゃんとアカネちゃん」と1978年に刊行された「ちいさいアカネちゃん」を一冊にまとめ、修正のうえ文庫化したもの。

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