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竜が最後に帰る場所
リュウガサイゴニカエルバショ
- 著: 恒川 光太郎

しんと静まった真夜中を旅する怪しい集団。降りしきる雪の中、その集団に加わったぼくは、過去と現在を取り換えることになった――(「夜行(やぎょう)の冬」)。古く湿った漁村から大都市の片隅、古代の南の島へと予想外の展開を繰り広げながら飛翔する五つの物語。日常と幻想の境界を往還し続ける鬼才による最重要短編集。 (講談社文庫)
魔術のような、奇跡のような。
稀有な才能が描く、世界の彼方――
今、信じている全ては嘘っぱちなのかもしれない。
しんと静まった真夜中を旅する怪しい集団。降りしきる雪の中、その集団に加わったぼくは、過去と現在を取り換えることになった――(「夜行(やぎょう)の冬」)。
古く湿った漁村から大都市の片隅、古代の南の島へと予想外の展開を繰り広げながら飛翔する五つの物語。日常と幻想の境界を往還し続ける鬼才による最重要短編集。
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目次
風を放つ
迷走のオルネラ
夜行の冬
鸚鵡幻想曲
ゴロンド
解説 大森望
書誌情報
紙版
発売日
2013年09月13日
ISBN
9784062776509
判型
A6
価格
定価:704円(本体640円)
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2013年10月11日
JDCN
0627765000100011000B
初出
2010年9月に小社より刊行されたもの。