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竜が最後に帰る場所
リュウガサイゴニカエルバショタツ
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風を、迷いを、闇夜を、鳥を。 著者はわずか5編の物語で、世界の全部を解放してしまった。 闇の中から一歩、また一歩と光射す方へ誘われる、「夜市」の著者の新たな到達点にして最高傑作。 この世に潜むものたちを、5つの物語で誘い出す――。 ――私たちは私たちだけ? ――進むってどこに行くの? どこに行けばいいの? シンは少し考えてからいった。――<竜が最後に帰る場所>よ。 1.風を放つ 2.迷走のオルネラ 3.夜行の冬 4.鸚鵡幻想曲 5.ゴロンド
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竜が最後に帰る場所
発売日:2013年09月13日
しんと静まった真夜中を旅する怪しい集団。降りしきる雪の中、その集団に加わったぼくは、過去と現在を取り換えることになった――(「夜行(やぎょう)の冬」)。古く湿った漁村から大都市の片隅、古代の南の島へと予想外の展開を繰り広げながら飛翔する五つの物語。日常と幻想の境界を往還し続ける鬼才による最重要短編集。 (講談社文庫) 魔術のような、奇跡のような。 稀有な才能が描く、世界の彼方―― 今、信じている全ては嘘っぱちなのかもしれない。 しんと静まった真夜中を旅する怪しい集団。降りしきる雪の中、その集団に加わったぼくは、過去と現在を取り換えることになった――(「夜行(やぎょう)の冬」)。 古く湿った漁村から大都市の片隅、古代の南の島へと予想外の展開を繰り広げながら飛翔する五つの物語。日常と幻想の境界を往還し続ける鬼才による最重要短編集。