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東京影同心
トウキョウカゲドウシン
- 著: 杉本 章子

金子弥一郎は慶応3年に異例の若さで定町回(じょうまちまわ)り同心となったものの、幕府は瓦解して町奉行も消滅。新政府に仕官した同僚の誘いにも気が進まず、元岡っ引の始めた料理茶屋に居候を決め込んだが、ひょんな縁で佐幕派の「中外新聞」で種取り記者として探索にあたることに。元「八丁堀」同心の矜持を描く傑作長編。(講談社文庫)
「江戸の町衆を守る」捕亡(とりもの)一筋の弥一郎が選んだ生き方とは?
御一新に「八丁堀」同心がつける男の始末。
金子弥一郎は慶応3年に異例の若さで定町回(じょうまちまわ)り同心となったものの、幕府は瓦解して町奉行も消滅。新政府に仕官した同僚の誘いにも気が進まず、元岡っ引の始めた料理茶屋に居候を決め込んだが、ひょんな縁で佐幕派の「中外新聞」で種取り記者として探索にあたることに。元「八丁堀」同心の矜持を描く傑作長編。
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目次
第一章 つかみぼくろ
第二章 ミルクセヰキは官軍の味
第三章 東京影同心
書誌情報
紙版
発売日
2013年12月13日
ISBN
9784062777155
判型
A6
価格
定価:880円(本体800円)
ページ数
384ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2014年01月10日
JDCN
0627771500100011000P
初出
講談社創業100周年記念書き下ろし作品として、2010年12月に単行本として小社より刊行された。