ミッドウェー戦記(上)

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ミッドウェー戦記(上)

ミッドウェーセンキ

講談社文庫

当時、日本海軍機動部隊は世界最強の実力を誇っていた。太平洋戦線における稼働隻数、戦闘機の性能、搭乗員の伎倆と多くの点で米軍を凌ぎ、米国側も「勝ち目なし」と悲壮な覚悟を固めていたほどだった。にもかかわらず、なぜ日本は敗れたのか? 今となっては貴重な、将兵たちへの直接取材をもとに著す傑作戦記。


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目次

第一部 戦端
    1 空母炎上 
    2 暗雲低迷 
    3 抜錨前後 
    4 待ち伏せ 
    5 勝運消滅 
    6 濃霧の中 
第二部 喪失
    1 索敵遅延 
    2 島上爆撃 
    3 敵情不明 
    4 意見具申 
    5 被爆直後 
    
(下巻)
第二部 喪失
    5 被爆直後(承前)
    6 飛龍死闘 
第三部 生者
    1 激闘の末 
    2 混乱続く 
    3 軍艦衝突 
    4 伊号奮戦 
    5 生者必滅
     
講談社文庫版あとがき 
解説  神立尚紀

書誌情報

紙版

発売日

2014年02月14日

ISBN

9784062777469

判型

A6

価格

定価:957円(本体870円)

ページ数

348ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2018年01月12日

JDCN

06A0000000000012392Y

初出

『大阪新聞』、〈単行本〉1974年1月 光人社(表題「あゝ軍艦旗」)、1985年12月 光人社(新装版刊行、「ミッドウェー戦記」と改題)、〈文庫本〉1995年2月 光人社NF文庫(「ミッドウェー戦記 さきもりの歌」と改題)、2014年2月 講談社文庫(「ミッドウェー戦記」と改題のうえ、一部を加筆・訂正)

著者紹介

著: 亀井 宏(カメイ ヒロシ)

1934年生まれ。1964年、文芸誌「新潮」に小説を発表し、作家デビュー。1970年『弱き者は死ね』で小説現代新人賞を受賞。30代半ばより太平洋戦争に関する調査を始め、戦場体験者の証言を訊くために全国をまわる。1980年、4000枚の労作『ガダルカナル戦記』(光人社、のちに光人社NF文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞。著書に、小説『真説猿飛佐助』(講談社)、『弱き者は死ね』(廣済堂)、『尾張の宗春』『踊る一遍上人』(以上、東洋経済新報社)、ノンフィクションに『戦時少年ヒロシ』(光人社)、『東條英機』(光人社NF文庫)、『ドキュメント太平洋戦争全史』(講談社文庫)などがある。

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