琅邪の虎

「五百年生きた虎が人の姿をして町中にいる」伝説の虎に喰われ、その手先となって少女を攫った?鬼の告白に、秦の港町・琅邪はたちまち大騒ぎに。さらには神木の下で見つかった死体が消え失せ、果ては始皇帝の観光台までが崩壊する……。相次ぐ怪事件に徐福の弟子たちが異能を駆使して挑むミステリー長編。


「五百年生きた虎が人の姿をして町中にいる」。伝説の虎に喰われ、その手先となって少女を攫ったちょう鬼（き）の告白に、秦の港町・琅邪（ろうや）はたちまち大騒ぎ。さらには神木の下で見つかった死体が消え失せ、果ては始皇帝の観光台までが崩壊する……。相次ぐ怪事件に徐福の弟子たちが異能を駆使して挑むミステリー長編。

目次

一、さらう
二、おどす
三、ひそむ
四、はしる
五、ころす
六、ほえる
七、ゆらす
八、さそう
九、くらう
十、まよう
十一、つぶす
十二、うめる
十三、たたる
十四、かなう
十五、かかる
十六、くるう
十七、あかす

書誌情報

紙版

• 発売日: 2014年05月15日
• ISBN: 9784062778435
• 判型: A6
• 価格: 定価：1,045円（本体950円）
• ページ数: 480ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2014年06月13日
• JDCN: 0627784300100011000P

初出

２０１０年１２月に講談社ノベルスとして刊行された。

著者紹介

著： 丸山　天寿（マルヤマ　テンジュ）

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