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インド編・下
ニジュウイッセイキブッキョウヘノタビインドヘン
- 著: 五木 寛之
よく生き、よく死ぬために!
ブッダは言った。「人生は苦である。それでも、生きる意味がある」と。
ついにブッダが見出した人生の真実とは何か。
ブッダの死。それは同時に仏教の誕生となった。
パトナーへの移動の車中でひどい吐き気と腹痛に苦しめられた。薬を飲んでもまったく効かず、延々とつづくでこぼこ道が、“地獄の道”にも思えたほどだ。それだけに、ブッダの「老い」についての述懐が、実感をともなって胸に響いてくる。――<本文より>
<80歳のブッダが歩いた、人生最後の400km>
霊鷲山――ナーランダー――パトナー――ガンジス河――
ヴェーサーリー――ケッサリア――パーヴァー――クシナガラ
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書誌情報
紙版
発売日
2006年11月28日
ISBN
9784062802024
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
262ページ