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決定版 手間をかけずに楽しむ はじめての宿根草
ケッテイバンテマヲカケズニタノシムハジメテノシュッコンソウ
- 著: 山 浩美
現在栽培される草花は「一年草』「宿根草」「球根」の3つに大別されます。そのうちの宿根草の特徴は、
1日本の気候風土に合っていて、育てやすい。
2丈夫で、一度植えつけると2~3年は植えっぱなしでよい。
3草姿や花に変化があって、個性的で見飽きない。
4半日陰や日陰地で育つものも多い。
5多くのものは株分けで殖やせるので、一年草のようにタネをまいて育てるより手間がかからない。
などが挙げられます。
花の時期が限られているという欠点はありますが、花ばかりでなくリーフプランツとしても役立ちます。そのため庭や花壇のベースとして利用価値が大きく、これらの性質を知って上手に利用すると、専門的な技術がなくても楽に育てることができ、落ち着いた風情のナチュラルガーデンが楽しめます。
本書は、園芸の初心者に対して宿根草とは何かをていねいに解説し、その魅力をわかりやすく指南。さらに春から初夏、夏、秋から冬の花期別に今人気があっておすすめの130種を図鑑で栽培法を含めて紹介します。
巻末には、宿根草の育てるうえで最低限知っておきたい基礎知識とたのしみ方を紹介。グッズや用語解説など充実した、園芸初心者から中級者まで、「宿根草を楽しく知ることができる決定版」を目指します。
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目次
パート1 事例集:宿根草でつくるナチュラルガーデン
パート2 宿根草の魅力
・宿根草ってどんな植物? ・庭づくりのベースとして欠かせない理由 ほか
パート3 季節別・宿根草図鑑130種
・春~初夏の宿根草(アガパンサス、アヤメ、エビネ、オダマキ、オリエンタルポピー、サクラソウ、シバザクラ、シャクヤク、スズラン、ゼラニウム、ハナショウブ、マーガレットなど)
・夏の宿根草 花風景(キキョウ、ゲラニウム、宿根カスミソウ、ホオズキ、ベロニカ、ホタルブクロ、リンドウなど)
・秋~冬の宿根草 花風景(ウインターコスモス、オミナエシ、シュウメイギク、宿根サルビア、フクジュソウなど)
・葉を楽しむ宿根草 花風景(ギボウシ、タイム、タカノハススキ、ツルニチニチソウ、フクジュソウ、フジバカマ、ホトトギスなど)
パート4 宿根草の育て方&楽しみ方
・苗の入手と植えつけ方
・コンテナでの楽しみ方
・上手なふやし方(株分け・挿し芽・根伏せほか)
・グッズ紹介
・四季の手入れ(施肥・切り戻し・花がら摘みほか)
・病虫害の防ぎ方
・園芸用語の基礎知識
書誌情報
紙版
発売日
2012年10月26日
ISBN
9784062808071
判型
B5変型
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
160ページ
シリーズ
今日から使えるシリーズ(実用)
著者紹介
著: 山 浩美(ヤマ ヒロミ)
恵泉女学園短期大学卒業後、造園会社に勤務。鑑賞温室の維持管理のほか、公園やホテルなどの花壇や緑地の管理、2005年愛・地球博のほか、テーマパークや屋上庭園等の花壇計画や維持管理に携わる。恵泉女学院大学非常勤講師。本講座のほかに公開講座「花壇ボランティア養成講座」を受け持つ。(有)山・高瀬計画室代表取締役社長。造園・園芸専門誌に執筆。造園施工管理技士1級、土木施工管理技士2級の資格を持つ。著書『園芸装飾ハンドブック』(共著・マルモ出版)、『つるバラとつる植物のガーデニング』監修(成美堂出版)ほか。