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在日マネー戦争
ザイニチマネーセンソウ
- 著: 朴 一

大正期、朝鮮半島から玄界灘を越え、三人の男が日本に渡ってきた。戦後、多くの在日コリアンが棲みついた大阪・猪飼野を舞台に繰りひろげられた、在日金融機関の設立・再編をめぐるマネー戦争。「在日のドン」と呼ばれる男たちの栄光と挫折のマネーゲームに迫った渾身ノンフィクション! 解説・野村進
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目次
第一章 コリアンタウン猪飼野
第二章 闇市からの出発
第三章 民族金融機関の誕生
第四章 日本一の信用組合へ
第五章 本国への進出
第六章 金融再編と李王朝の崩壊
第七章 幻のドラゴン銀行
第八章 近産信「クーデター」事件
書誌情報
紙版
発売日
2017年01月20日
ISBN
9784062817073
判型
A6
価格
定価:693円(本体630円)
通巻番号
ページ数
240ページ
シリーズ
講談社+α文庫
電子版
発売日
2017年01月27日
JDCN
0628170700100011000R
著者紹介
著: 朴 一(パク イル)
1956年、兵庫県尼崎市に生まれる。在日コリアン三世。同志社大学大学院博士課程修了。商学博士。大阪市立大学経済学部教授。高麗大学客員教授。『新報道2001』(フジテレビ)、『そこまで言って委員会NP』『かんさい情報ネットten.』『情報ライブミヤネ屋』(以上、読売テレビ)、『教えて!NEWSライブ 正義のミカタ』(朝日放送)などのテレビ番組でコメンテイターとして活躍中。在日問題や日韓、日朝経済について独自の視点から提言する。専攻は朝鮮半島の政治と経済。著書に、『僕たちのヒーローはみんな在日だった』(講談社+α文庫)『「在日コリアン」ってなんでんねん?』(講談社+α新書)『<在日>という生き方』(講談社選書メチエ)などがある。