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化け猫 落語 1 おかしな寄席においでませ!
バケネコ ラクゴ1オカシナヨセニオイデマセ

ぼく、穂村幸歩は、どこにでもいる小学5年生。ある日、クラスの有志と行ったきもだめしで、転校生の「笑わない美少女」、神保さんといっしょに不思議な声を耳にする。彼女に手を引かれて、おそるおそる声のほうに進んでいくと、そこにいたのは江戸っ子口調でしゃべる化け猫!幸歩と化け猫師匠がくりひろげる、おかしくて人(猫?)情味あふれるお噺がはじまります。
ぼく、穂村幸歩は、どこにでもいる小学5年生。
ある日、クラスの有志と行ったきもだめしで、転校生の「笑わない美少女」、神保さんといっしょに不思議な声を耳にする。
彼女に手を引かれて、おそるおそる声のほうに進んでいくと、そこにいたのは江戸っ子口調でしゃべる猫--しかも、数百年の時を生きる化け猫の落語家だった!
幸歩と化け猫師匠がくりひろげる、おかしくて人(猫?)情味あふれるお噺のはじまり、はじまり。
<小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
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目次
序章、あるいはマクラ
1 見えないそばと彼女の秘密
2 合縁奇縁で猫の弟子
3 ペットの師匠とひとつ屋根の下
4 おいでませ、宵ヶ淵化け物寄席!
5 『時そば』虎の巻、……猫の巻?
6 三歩進んで、いざ初高座
7 ハッピーエンド・アンド・スタート
8 猫で化け物、師匠で家族
席亭カッパの落語授業 一限目
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2017年08月10日
ISBN
9784062856454
判型
新書
価格
定価:682円(本体620円)
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社青い鳥文庫
電子版
発売日
2017年09月15日
JDCN
06A0000000000003919P
著者紹介
著者/みうらかれん 1993年1月11日生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。2011年、『夜明けの落語』で第52回講談社児童文学新人賞佳作を受賞し、デビューする。おもな作品に『なんちゃってヒーロー』、『おなやみ相談部』(いずれも講談社)、『小説 チア☆ダン』(角川つばさ文庫)などのノベライズも手がけている。
画家/中村ひなた 2月26日生まれ。埼玉県出身。制服女子とうさぎが大好き。おもな作品に『告白びより』(講談社)、装画に『いつか、眠りにつく日』(スターツ出版)などがある。