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恐怖のむかし遊び
キョウフノムカシアソビ

クラスでいじめにあっているヨシカズは、『ひとりかくれんぼ』という儀式を強制されたあとから、様子がおかしなる。(「ふたり、かくれんぼ」)ほか、子どもの頃にだれもがやった、あのむかし遊びをテーマに描く4つの恐怖物語。
「ふたり、かくれんぼ」
ミワたちのクラスの尊い犠牲者、ヨシカズは『ひとりかくれんぼ』という儀式をやらされたあとから、様子がおかしくなる。学校からの帰り道、ミワはヨシカズに「モウ、イイカイ?」と言われて。
「影を踏む少女」
廃ホテルで『影踏み』という映画の撮影をしていた達也たち。モニターに映りこんだ赤いワンピースを着た少女の正体は--。
「***さんが転んだ」
わたしの小学校に伝わる七つ目の七不思議。『***』の部分に呪いたい人の名前を入れ、儀式に成功すると呪われた相手は不幸にあうという。
「うしろにいるよ」
友だちのいないサトシが一時期ハマった、3体の人形たちとの『かごめかごめ』遊び。人形遊びをやめたあとも、いつもうしろにだれかがいるような気がして。
子どもの頃にだれもがやった、あのむかし遊びがあなたを恐怖の世界へとみちびく--。身の毛がよだつ4つの恐怖物語。
<小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
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目次
ふたり、かくれんぼ
影を踏む少女
***さんが転んだ
うしろにいるよ
書誌情報
紙版
発売日
2017年12月08日
ISBN
9784062856706
判型
新書
価格
定価:748円(本体680円)
ページ数
240ページ
シリーズ
講談社青い鳥文庫
電子版
発売日
2018年02月02日
JDCN
06A0000000000010970Q
著者紹介
著者/にかいどう青 神奈川県生まれ。おうし座のB型。弓道初段。早稲田大学第一文学部卒業後、本屋さんで働きながら小説家としてデビュー。作品に「ふしぎ古書店」シリーズ(講談社青い鳥文庫)、『七日目は夏への扉』(講談社タイガ)がある。
絵: モゲラッタ(モゲラッタ)
画家/モゲラッタ クリエイターユニットHoneyWorks所属。イラスト、漫画、動画づくりとマルチに活躍中。作品に『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』、『好きになるその瞬間を~告白実行委員会~』(HoneyWorks原案、角川つばさ文庫)、『竹取オーバーナイトセンセーション』(HoneyWorks原案、一迅社)など。