親と子の愛情と戦略

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親と子の愛情と戦略

オヤトコノアイジョウトセンリャク

講談社現代新書

「親になること」と「親をすること」の違いの考察、父親の育児休暇の取得状況や育児が父親・母親の生き方に与える影響を検証、心理学の第一人者が日本の「家族と親子」の発達心理学を新しい視点で分析する。
子育てから介護までを問い直す予防心理学の登場!


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目次

第一章  〈親になる〉道さまざま
第二章  〈親になる〉=子を「つくる」親の心理
第三章  〈親をする〉人とその心理
第四章  父親の発達心理学
第五章  親の発達心理学
第六章  成人した子どもと親
第七章  「親資源の流れ」にみる親と子の関係
第八章  老親介護をめぐる親と子
第九章  日本の親子間の資源の流れとそのゆくえ
終 章  「育てる」と「育てられる」の一生

書誌情報

紙版

発売日

2011年02月19日

ISBN

9784062880909

判型

新書

価格

定価:814円(本体740円)

通巻番号

2090

ページ数

256ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介

著: 柏木 惠子(カシワギ ケイコ)

1932年、千葉県に生まれる。1955年、東京女子大学文理学部心理学科卒業。1960年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了教育学博士。専攻は発達心理学。 現在は東京女子大学名誉教授。 主な著書に『子どもという価値』(中公新書)、『家族心理学』(東京大学出版会)、『社会と家族の心理学』(共著・ミネルヴァ書房)、『子どもが育つ条件』(岩波新書)などがある。

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