憲法という希望

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電子あり

憲法という希望

ケンポウトイウキボウ

講談社現代新書

「憲法は日々を生きる私たちの味方です。しかし、私たちがそれをうまく使いこなさなければ、憲法を活かすことはできません」気鋭の憲法学者が憲法の歴史・理念を分かりやすく解説し、人権問題や地方自治など、現実の社会問題に対して、憲法をどのように使い活かすのかを語る。また、NHK「クローズアップ現代」元キャスター・国谷裕子氏との憲法対談も収録。「憲法」がより身近になる、日本国民必読の一冊。


「憲法は日々を生きる私たちの味方です。しかし、私たちがそれをうまく使いこなさなければ、憲法を活かすことはできません」
気鋭の憲法学者が憲法の歴史・理念を分かりやすく解説し、選択的夫婦別姓問題や、地方自治など、現実の社会問題に対して憲法をどのように使い活かすのかを語る。
また、2016年5月に行われた、NHK「クローズアップ現代」元キャスター・国谷裕子氏との憲法対談を収録し、さらに深く憲法の本質に踏み込む。
「憲法」がより身近になる、日本国民必読の一冊。


  • 前巻
  • 次巻

目次

はじめに
第一章 日本国憲法と立憲主義
第二章 人権条項を活かす
第三章 「地方自治」は誰のものか
第四章 対談 「憲法を使いこなす」には
おわりに
付録

書誌情報

紙版

発売日

2016年09月15日

ISBN

9784062883870

判型

新書

価格

定価:924円(本体840円)

通巻番号

2387

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社現代新書

電子版

発売日

2016年09月30日

JDCN

0628838700100011000U

初出

本書は、2016年5月14日に大阪弁護士会が主催して行われた憲法記念行事の講演と対談をもとに、加筆・修正をし、まとめたものです。第一章「文脈から考える日本国憲法」より「地方自治は権力分立の一種」まで、及び【付録3】については、「人文会NEWS」123号(人文会)に掲載された原稿をもとに、加筆・修正をして収録しました。

著者紹介

著: 木村 草太(キムラ ソウタ)

1980年神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業、同助手を経て、現在、首都大学東京法学系教授。専攻は憲法学。著書に『平等なき平等条項論』(東京大学出版会)、『憲法の急所』(羽鳥書店)、『キヨミズ准教授の法学入門』(星海社新書)、『憲法の創造力』(NHK出版新書)、『未完の憲法』(奥平康弘との共著、潮出版社)、『憲法学再入門』(西村裕一との共著、有斐閣)、『テレビが伝えない憲法の話』(PHP新書)、『憲法の条件』(共著、NHK出版新書)、『集団的自衛権はなぜ違憲なのか』(晶文社)、『いま、〈日本)を考えるということ』(共著、河出書房新社)など多数

対談: 国谷 裕子(クニヤ ヒロコ)

1957年大阪府出身。父親の海外勤務に伴い、幼稚園時代からアメリカ合衆国、小学校6年から中学校まで香港と日本を行き来しながら過ごす。 アメリカのブラウン大学卒業後、日本国内の外資系メーカーに就職。1981年『NHKニュース』(NHK)の英語放送の同時通訳アナウンサー、ライター、リサーチャーを務めた。1987年から『ワールドニュース』(NHK BS1)のニューヨーク総局からの駐在キャスターを担当。1988年に帰国後、NHKのニュース番組で国際コーナーを担当。1993年4月5日から『クローズアップ現代』のレギュラーキャスターを番組開始から2016年3月17日まで務める。

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