思い出す事など 私の個人主義 硝子戸の中

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思い出す事など 私の個人主義 硝子戸の中

オモイダスコトナドワタシノコジンシュギガラスドノウチ

講談社文芸文庫

三十七歳から初小説『吾輩は猫である』を執筆、以降、満四十九歳で逝去するまでのわずか十余年間に、日本近代文学の礎となる数多の傑作を著した漱石夏目金之助。「修善寺の大患」で垣間見た「死」の後に綴った二随筆は、小説やいわゆる身辺雑記とは別種の妙味を持ち、漱石文学のひとつの極点として異彩を放ち続けている。同時期の著名な演説一篇を併録した、散文芸術の真髄。


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目次

思い出す事など
私の個人主義
硝子戸の中

書誌情報

紙版

発売日

2016年07月09日

ISBN

9784062903158

判型

A6

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

304ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

電子版

発売日

2016年08月12日

JDCN

0629031500100011000C

初出

本書は『思い出す事など』(岩波文庫、1986年2月改刊)、『私の個人主義』(講談社学術文庫、1978年8月刊)、『硝子戸の中』(岩波文庫、1990年4月改刊)を底本とし、適宜『硝子戸の中』(講談社文庫、1977年6月刊)、『硝子戸の中』(新潮文庫、2011年8月改刊)、及び各種岩波書店版『漱石全集』を参照しました。また「夏目漱石年譜」は『漱石人生論集』(講談社文芸文庫、2001年4月刊)によりました。

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