鉄炮伝来――兵器が語る近世の誕生

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鉄炮伝来――兵器が語る近世の誕生

テッポウデンライ

講談社学術文庫

新たな兵器は、いかに伝わり、普及したのか。「種子島に漂着したポルトガル人が伝えた」という常識を覆し、武器から戦国史を見直す。


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目次

1 鉄炮伝来の実像 〈新兵器渡来の謎〉
2 西南戦国大名の新兵器受容 〈国内への伝播〉
3 東国の戦国大名と鉄炮 〈東への波及〉
4 統一政権の成立と鉄炮の定着 〈小銃から大砲へ〉
5 海を渡った火縄銃 〈アジアへの伝播〉
6 徳川政権誕生と火砲 〈動乱から平和へ〉
7 砲術の成立 〈火薬製造法から秘伝書へ〉
8 日本鉄炮研究小史 〈立ちおくれた体系化〉

書誌情報

紙版

発売日

2013年05月10日

ISBN

9784062921732

判型

A6

価格

定価:836円(本体760円)

通巻番号

2173

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

原本は、1990年に中央公論社より刊行されたもの。

著者紹介

著: 宇田川 武久(ウダガワ タケヒサ)

1943年東京都生まれ。國學院大学大学院博士課程修了。国立歴史民俗博物館教授を経て、現在、同名誉教授。おもな著書に『瀬戸内水軍』『日本の海賊』『鉄砲と戦国合戦』『江戸の炮術』『真説・鉄砲伝来』ほか。

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