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覇王の死(上)
ハオウノシジョウ
- 著: 二階堂 黎人

能登半島の最北部にある眞塊谷を支配する邑知家。『日本書紀』にも登場するほど古い豪族の末裔とも言われる名家の当主・邑知大輔は、戦時中は軍部にも影響力を持っていた大富豪。この家を乗っ取ろうという謎の弁護士の悪巧みによってひ孫の花婿候補に仕立てられた青木俊治は、途轍もない惨劇に巻き込まれる!
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目次
第一部 暗黒への扉
第一章 猟奇の扉
第二章 悪魔の計画
第二部 ニューホーリー村殺人事件
第一章 ケネスの不安
第二章 沼のほとりの悲劇
【サイモン・ペックの書き散らし】
第三章 巨木の磔刑
第四章 疑惑の数々
【シルビア・マレーの独り言】
第五章 〈クンダリー〉の洞窟
【ジム・コスナーの場合】
第六章 遺された日記
第三部 〈魔界谷〉の〈蛇神屋敷〉
第一章 〈魔界谷〉の眞塊村
第二章 〈黒屋敷〉の中
第三章 杏香との関係
【ユージン・ボーデンの悲劇】
【キンバリー・ローガンの絶望】
【サイモン・ペックの顛末】
第四章 〈眞塊谷〉の伝説
【ケネスの恐怖と確信】
第五章 財宝の新たな手掛かり
【村長と牧師の会話】
書誌情報
紙版
発売日
2015年05月15日
ISBN
9784062931090
判型
A6
価格
定価:847円(本体770円)
ページ数
384ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2015年06月12日
JDCN
0629310900100011000K
初出
この作品は2012年2月に講談社ノベルスとして刊行されました。