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レジェンド歴史時代小説 庖丁ざむらい 十時半睡事件帖
レジェンドレキシジダイショウセツホウチョウザムライトトキハンスイジケンチョウ
- 著: 白石 一郎

黒田藩の要職を歴任して、いまは隠居の身の十時半睡(とときはんすい)だが、藩の生き字引として尊敬を集め、藩士がらみのさまざまなトラブルの相談がしばしば持ち込まれる。刀剣マニア同士の悲喜劇、ノミの夫婦にまつわる騒動など、泰平の武士の人間的な側面に対して、半睡が経験にもとづくさばけた“十時さばき”をしてみせる。現代でも大いなる共感を呼ぶ時代小説の傑作。
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目次
第一話 鴫と蛤は漁師がとる
第二話 虫けらの怨
第三話 庖丁ざむらい
第四話 玄界島
第五話 鉋ざむらい
第六話 さむらい志願
第七話 丁半ざむらい
第八話 水馬の若武者
第九話 合わせて一つ
第十話 人形妻
第十一話 人まね鳥
書誌情報
紙版
発売日
2016年06月15日
ISBN
9784062934060
判型
A6
価格
定価:858円(本体780円)
ページ数
432ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年07月08日
JDCN
0629340600100011000K
初出
本書は、1987年10月に講談社文庫より刊行された『庖丁ざむらい 十時半睡事件帖』を改訂し、文字を大きくしたものです。
収録作品
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作品名初出
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作品名
鴫と蛤は漁師がとる
初出
『別冊小説宝石』1974年初冬特別号
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作品名
虫けらの怨
初出
『小説宝石』1976年8月号
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作品名
庖丁ざむらい
初出
『週刊小説』1976年9月13日号
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作品名
玄界島
初出
『小説現代』1977年4月号
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作品名
鉋ざむらい
初出
『週刊小説』1977年9月16日号
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作品名
さむらい志願
初出
『小説宝石』1977年9月号
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作品名
丁半ざむらい
初出
『小説宝石』1979年9月号
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作品名
水馬の若武者
初出
『小説宝石』1981年2月号
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作品名
合わせて一つ
初出
『週刊小説』1981年8月14日号
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作品名
人形妻
初出
『小説宝石』1981年9月号
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作品名
人まね鳥
初出
『小説宝石』1982年2月号