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さらばスペインの日日(下)
サラバスペインノヒビゲ
- 著: 逢坂 剛

偽造パスポートで帰国を決意した北都。イギリスの警察網をくぐり抜け、マドリード経由で小さな船の四等船室に潜り込み、祖国を目指す。東京で待ち受けていたのは、GHQら占領軍の取り調べ、ベルリンで運命を共にした記者の尾形、それに……。第二次大戦のヨーロッパを描いた著者のライフワーク、ついに完結!
偽造パスポートで帰国を決意した北都。イギリスの警察網をくぐり抜け、マドリード経由で小さな船の四等船室に潜り込み、祖国を目指す。東京で待ち受けていたのは、GHQら占領軍の取り調べ、ベルリンで運命を共にした記者の尾形、それに……。
第二次大戦のヨーロッパを描いた著者のライフワーク、ついに完結!
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目次
さらばスペインの日日(下)
作者自身によるエピローグ
書誌情報
紙版
発売日
2016年09月15日
ISBN
9784062934671
判型
A6
価格
定価:858円(本体780円)
ページ数
416ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年11月11日
JDCN
0629346700100011000T
初出
この作品は2013年11月に小社より単行本として刊行されたものです。
著者紹介
1943年東京都生まれ。中学時代から探偵小説、ハードボイルド小説を書きはじめ、’80年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’86~’87年、ギターとスペイン内戦を扱った『カディスの赤い星』で第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。著書には「イベリア・シリーズ」のほか、「近藤重蔵シリーズ」(講談社)、「長谷川平蔵シリーズ」(文藝春秋)、「百舌シリーズ」(集英社)など多数。