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さいとう市立さいとう高校野球部(上)
サイトウシリツサイトウコウコウヤキュウブジョウ
- 著: あさの あつこ

ロシア人の血をひくイケメン高校生の山田勇作。中学校では野球部に所属していたが、訳あって今は帰宅部で自由を満喫していた。ところが四月のある放課後、似合わないユニフォーム姿の男が現れ、勇作を野球部に勧誘する。男は美術教師にして野球部の監督、鈴ちゃんこと鈴木先生だった。幼馴染にも食い下がられ、お試し入部をした勇作は、独創的な練習方法に驚きの連続だったが、いつしかチームに愛着を感じはじめ──
こんな練習ありか? こんな野球部ありか? 笑えて泣ける、ザ・青春小説!
高校野球の汗と涙、そして笑い。こんな青春最高! ―アンジャッシュ・渡部建(芸人、「王様のブランチ」司会)
『バッテリー』の未来編? いや、今度の野球部はとても自由だ!―内山昴輝(声優、アニメ版「バッテリー」原田巧役)
ロシア人の血をひくイケメン高校生の山田勇作。中学校では野球部に所属していたが、訳あって今は帰宅部で自由を満喫していた。ところが四月のある放課後、どうやっても似合わないユニフォーム姿の男が現れ、勇作を野球部に勧誘する。男は美術教師にして野球部の監督、鈴ちゃんこと鈴木先生だった。幼馴染にも食い下がられ、お試し入部をした勇作は、独創的な練習方法に驚きの連続だったが、いつしかチームに愛着を感じはじめ──
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目次
その一、春のできごと
その二、鈴ちゃん、登場
その三、鈴ちゃんのペースにおれ、ヤバいと感じる
その四、一良の訪問におれ、さらにヤバいと感じる
その五、自分で言うのも何だが、おれってわりに繊細なのだとしみじみ思う
その六、一良が鈴ちゃんこと鈴木センセについて熱く語るのを、おれは半ば呆然と聞く
その七、購買のおばちゃんは妙に色っぽいけれど、それは野球とはまったく関係ない
書誌情報
紙版
発売日
2017年08月08日
ISBN
9784062936385
判型
A6
価格
定価:605円(本体550円)
ページ数
208ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2017年09月08日
JDCN
06A0000000000004354T
初出
本書は2013年8月、講談社より刊行された単行本を、上下巻に構成しました。
著者紹介
(あさの・あつこ) 岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞を受賞。2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞した。著書に『NO.6〔ナンバーシックス〕』シリーズ『白兎』シリーズ『さいとう市立さいとう高校野球部』シリーズ、『待ってる 橘屋草子』『ねこの根子さん』ほか多数。