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新装版 はやぶさ新八御用帳(四) 鬼勘の娘
シンソウバンハヤブサシンパチゴヨウチョウ4オニカンノムスメ
- 著: 平岩 弓枝

「鬼勘」と呼ばれる岡っ引きの勘兵衛の家に立ち寄った新八郎は、その娘・お初から奉公先の青木甲斐守の家で、次男の新一郎の命が狙われているという話を聞く。親譲りの気の強さで、お初は自分が新一郎を守るという。町方では手出しのできない大名家。同じ頃、南町奉行のもとに、堀田備前守から青木家の相続争いについて話が持ち込まれた。探索に乗り出す新八郎だが……。表題作「鬼勘の娘」ほか七篇を収録、人気シリーズ第四作。
「鬼勘」と恐れられる岡っ引きの勘兵衛の家にふらりと立ち寄った新八郎は、その娘・お初から奉公先の青木甲斐守の家で、次男の新一郎の命が狙われているという話を聞く。親譲りの気の強さで、お初は自分が新一郎を守るという。町方では手出しのできない大名家の問題。同じ頃、南町奉行のもとに、堀田備前守から青木家の相続争いについて話が持ち込まれた。探索に乗り出す新八郎だが……。表題作「鬼勘の娘」ほか七篇を収録。南町奉行所内与力・隼新八郎。御奉行の懐刀といわれる新八が日々起こるさまざまな事件を解決する大人気シリーズ第四弾。
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目次
箱根七湯
白い殺人鬼
御老女様の恋文
鬼勘の娘
お化け女郎
金唐革の財布
新堀川慕情
さいかち坂上の恋人
書誌情報
紙版
発売日
2017年07月14日
ISBN
9784062936934
判型
A6
価格
定価:748円(本体680円)
ページ数
352ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2017年07月14日
JDCN
06A0000000000002671T
初出
本書は、1995年9月に小社より刊行した文庫版の新装版です。
著者紹介
東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受章。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。