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風の陣 四 風雲篇
カゼノジン4フウウンヘン
- 著: 高橋 克彦

神護景雲四年(七七〇)四月、称徳女帝が病に倒れ、道鏡の権勢にも翳りが見え始めた。この機に乗じて藤原一族が動き出し、物部天鈴もまた道鏡を一気に倒すべく画策する。一方、陸奥では、朝廷が派遣した陸奥守と蝦夷との軋轢が抑えきれないほど増大し、一触即発の状態に。風雲急を告げる、シリーズ第四幕!
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書誌情報
紙版
発売日
2018年04月13日
ISBN
9784062938969
判型
A6
価格
定価:902円(本体820円)
ページ数
448ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
本書は、2010年10月にPHP文芸文庫より刊行されたものを改訂し文字を大きくしたものです。
著者紹介
1947年、岩手県生まれ。早稲田大学卒。83年に『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、86年に『総門谷』で吉川英治文学新人賞、87年に『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年に『緋い記憶』で直木賞、2000年に『火怨』で吉川英治文学賞を受賞。本作『風の陣』(全五巻)は、「陸奥四部作」のうち、時代の順番としては最初の作品になる。以降、『火怨 北の燿星アテルイ』(上下巻)、『炎立つ』(全五巻)、『天を衝く』(全三巻)と続く。