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門前仲町 九頭竜覚山 浮世綴(一)
モンゼンナカチョウクズリュウカクザンウキヨツヅリ1
- 著: 荒崎 一海

雲州松江の粋人大名松平治郷の気まぐれで、学問一辺倒だった九頭竜覚山は、花街門前仲町に仮寓することになった。この堅物兵学者に、深川一の売れっ子芸者米吉が惚れたのだから、わからない。料理茶屋万松亭の主長兵衛に、覚山は通りの用心棒をたのまれる。ある夜、料理茶屋青柳でひとりの深川芸者が殺された。定町廻りの喜平次と謎を追うことになった覚山だが!? 剣難、女難、深川人情新シリーズ、開幕!
ⒸKazumi Arasaki
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書誌情報
紙版
発売日
2018年04月13日
ISBN
9784062939119
判型
A6
価格
定価:748円(本体680円)
ページ数
352ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年12月15日
JDCN
06A0000000000261578J
著者紹介
1950年沖縄県生まれ。出版社勤務を経て、2005年に時代小説作家としてデビュー。著者に「闇を斬る」「宗元寺隼人密命帖」シリーズなど。たしかな考証に裏打ちされたこまやかな江戸の描写に定評がある。