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蓬莱橋雨景 九頭竜覚山 浮世綴(二)
ホウライバシウケイクズリュウカクザンウキヨツヅリ2
- 著: 荒崎 一海

学問一筋の兵学者九頭竜覚山は、深川一の人気芸者だったよねと所帯を持ち、花街門前仲町の用心棒となり、頼りにされている。事件があると、北町奉行所の定町廻り柴田喜平次にも協力もする。賽銭泥棒を疑われた清貧の浪人父子は、長屋で切腹して武士の気概をみせた。祝言を前にして、大店両替屋達磨屋の娘がなにを思ったか、蓬莱橋から身を投げた。悲劇の裏にはうごめく悪がいる! 剣難、女難、深川人情シリーズ、第二弾!
ⒸKazumi Arasaki
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書誌情報
紙版
発売日
2018年08月10日
ISBN
9784065125618
判型
A6
価格
定価:748円(本体680円)
ページ数
352ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年12月15日
JDCN
06A0000000000261579K
著者紹介
1950年沖縄県生まれ。出版社勤務を経て、2005年に時代小説作家としてデビュー。著者に「闇を斬る」「宗元寺隼人密命帖」シリーズなど。たしかな考証に裏打ちされたこまやかな江戸の描写に定評がある。