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桜花忍法帖 バジリスク新章 (下)
オウカニンポウチョウバジリスクシンショウゲ
- 著: 山田 正紀

「見事に咲いた花ならば、心おきなく散り候らえ――」最愛の妹・響と決別した八郎。伊賀と甲賀を率いる若き棟梁達は、もう二度と相見えないはずだった。しかし、一度は退いたはずの異形の忍者集団・成尋衆が徳川二代将軍の死をきっかけに再び現世に現れた。動く城「叢雲」の五層に待ち受ける化物たちを斃し、この世に平穏を取り戻すため、甲賀五宝連と伊賀五花撰は死地へ挑む。
Ⓒmasaki yamada
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目次
猿の王国
鳳輦車「叢雲」
桜花、集うべし
桜花、咲くべし
桜花、散るべし
書誌情報
紙版
発売日
2015年12月17日
ISBN
9784062940085
判型
A6
価格
定価:792円(本体720円)
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社タイガ
電子版
発売日
2015年12月17日
JDCN
0629400800100011000F
著者紹介
【山田正紀(やまだ・まさき)】 1950年、名古屋市生まれ。明治大学政治経済学部卒。74年、長篇『神狩り』でデビューを果たす。『弥勒戦争』『チョウたちの時間』『宝石泥棒』などのSF作品を次々と発表し、82年には『最後の敵』で第三回日本SF大賞を受賞。一方で早くからSF以外の作品にも手を染め、『謀殺のチェス・ゲーム』『火神(アグニ)を盗め』などの冒険小説、『贋作ゲーム』『ふしぎの国の犯罪者たち』などの犯罪サスペンス、『風の七人』『闇の太守』などの時代小説と、どんなジャンルを手がけても高い評価を得ている。