はじめての経済思想史 アダム・スミスから現代まで

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はじめての経済思想史 アダム・スミスから現代まで

ハジメテノケイザイシソウシアダムスミスカラゲンダイマデ

講談社現代新書

よいお金儲けを促進し、悪いお金儲けを抑制する、それが経済学の本質だ! アダム・スミス、マルクス、ケインズら経済思想家は、現実といかに格闘したのか? 一冊で経済学の歴史がわかる決定版入門書。


よいお金儲けを促進し、悪いお金儲けを抑制する、それが経済学の本質だ! 
アダム・スミス以来の経済学の歴史は、さまざまな悪いお金儲けが力を持ってしまうたびに、それに対抗する手段を講じていくというかたちで展開されてきた。労働者階級が苦しんだ19世紀には、会社のお金儲けのあり方を問い直す経済学が生まれた。庶民が豊かになり、貯蓄をしたい人は多いが、自分で事業を展開する意欲を持っている人は少ないという状態になった20世紀には、貯蓄されたお金を運用する「金融」活動が、社会を豊かにするお金儲けになっているかを問い直すケインズの経済学が生まれた――。
アダム・スミス、ミル、マーシャル、マルクス、ケインズら経済思想家は、現実といかに格闘したのか? 
現代における、富の所有者の「利益をあげるべし」という指令と、富の活用者=働く者たちの関係はどのように考えればよいのか?
富の所有者が経済の主役から降りていくという経済学の一筋のストーリーを、本流と傍流を対比させることで描き出す。一冊で経済思想の歴史がわかる決定版入門書、誕生!


Ⓒ中村隆之

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書誌情報

紙版

発売日

2018年06月21日

ISBN

9784065122273

判型

新書

価格

定価:990円(本体900円)

通巻番号

2482

ページ数

232ページ

シリーズ

講談社現代新書

電子版

発売日

2018年06月20日

JDCN

06A0000000000039152I

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