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紫陽花舎随筆
アジサイノヤズイヒツ
- 著: 鏑木 清方

紫陽花を愛し、鎌倉雪ノ下に永く暮らした近代日本を代表する日本画家、鏑木清方は、名随筆家でもあった。挿絵画家の父の影響で若いころから文藝に親しみ、泉鏡花とも親交があり、多くの随筆集を残した。失われた市井の人々の暮らしへの尽きることのない愛惜、清方の晩年の折々の記、その源泉を辿る。
紫陽花を愛し、鎌倉雪ノ下に永く暮らした近代日本を代表する日本画家、鏑木清方は、名随筆家でもあった。
挿絵画家の父の影響で若いころから文藝に親しみ、泉鏡花とも親交があり、多くの随筆集を残した。
失われた市井の人々の暮らしへの尽きることのない愛惜、清方の晩年の折々の記、その源泉を辿る。
ⒸAkio Nemoto
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書誌情報
紙版
発売日
2018年07月12日
ISBN
9784065123072
判型
A6
価格
定価:1,980円(本体1,800円)
ページ数
304ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2018年07月10日
JDCN
06A0000000000037383O
初出
本書は、六興出版刊『紫陽花舎随筆』(1978年1月)を底本とし、清方の文章のみを収録いたしました。
著者紹介
鏑木清方(1878.8.31~1972.3.2)日本画家、随筆家。東京神田生まれ。父、條野採菊は『東京日日新聞』(現・毎日新聞)の創立者の一人。91年、永野年方の許に入門。挿絵画家を目指す。1901年泉鏡花と知り合う。25年「朝涼」(第六回帝展)、27年「築地明石町」(第八回帝展、帝国美術院受賞)出品。37年、帝国芸術院が設置され、芸術院会員となる。54年、文化勲章受章。70年、照夫人逝去。72年、鎌倉雪ノ下の自宅にて逝去。 98年、清方の旧宅跡に鎌倉市鏑木清方記念美術館開館。