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総司の夢
ソウジノユメ
- 著: 小松 エメル

俺はね、夢を見たことがないんです。新選組一番隊組長・沖田総司。江戸の一道場の塾頭だった若者は、時代の急流の中で京に上り、幕末随一の剣士となっていく。仲間と語らい、笑い、涙し、人を斬る。なぜ俺は人斬りなのか。自らに問いながら、沖田は最強の男――鬼の正体を探す。著者渾身の、沖田一代記。
俺はね、夢を見たことがないんです。
新選組一番隊組長・沖田総司。江戸の一道場の塾頭だった若者は、時代の急流の中で京に上り、幕末随一の剣士となっていく。仲間と語らい、笑い、涙し、人を斬る。なぜ俺は人斬りなのか。自らに問いながら、沖田は最強の男――鬼の正体を探す。著者渾身の、沖田一代記。
ⒸEmeru Komatsu
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書誌情報
紙版
発売日
2019年02月15日
ISBN
9784065129302
判型
A6
価格
定価:1,012円(本体920円)
ページ数
512ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2019年02月15日
JDCN
06A0000000000095146D
初出
本書は2016年9月、小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
小松エメル(こまつ・えめる) 1984年東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。母方にトルコ人の祖父を持ち、名は、トルコ語で「強い、優しい、美しい」などの意。 2008年、あさのあつこ、後藤竜二両氏が選考委員を務めるジャイブ小説大賞で、初の大賞を受賞しデビュー。 著書に、デビュー作の明治人情妖怪譚『一鬼夜行』シリーズ、『夢追い月』をはじめとする「蘭学塾幻幽堂青春記」シリーズ、『うわん 七つまでは神のうち』などの「うわん」シリーズがある。