
マイページに作品情報をお届け!
「生命多元性原理」入門
セイメイタゲンセイゲンリニュウモン
- 著: 太田 邦史

なぜ生命は「多」を求めるのか?
遺伝、発生、進化の基本から最先端生命科学の肝まで、トップランナーが明快に解説する驚異の入門書
なんで地球にはこんなやたらに生き物がいるんだろう?
遺伝、発生、進化……なんでこんな複雑なシステムができたんだろう?
それには深いわけがある!
「多様性」をキーにして、DNA組換えやエビジェネティクス、進化や発生の原理など、最先端生命科学のキモを明快に解説。さらに、いま注目の新技術「CRISPR」や非コードDNAの科学的意味がジャック・デリダの思想と響き合うことの発見まで、最新の生命像と現代思想との共鳴させながら、根源的な「多元性」の原理へと読者を誘う。
【本書の内容】
第一章 地球生命史と生命多元性
第二章 DNAから考える
第三章 究極的目的から考える
第四章 「個体」と「発生」から考える
第五章 生命の多元性、人間の多元性
ⒸOHTA Kunihiro
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
第一章 地球生命史から考える
第二章 DNAから考える
第三章 究極的目的から考える
第四章 「個体」と「発生」から考える
第五章 生命の多元性、人間の多元性
書誌情報
紙版
発売日
2018年09月12日
ISBN
9784065130261
判型
四六
価格
定価:1,925円(本体1,750円)
通巻番号
684
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
電子版
発売日
2018年09月11日
JDCN
06A0000000000052256T
著者紹介
1962年東京生まれ。東京大学理学部卒業、同大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所研究員を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は分子生物学、遺伝学、構成生物学。Invitrogen‐Nature Biotechnology賞(ベンチャー部門、2006年)、文部科学大臣表彰・科学技術賞(研究部門、2007年)をそれぞれ受賞。書著に『エピゲノムと生命』(ブルーバックス)、『自己変革するDNA』(みすず書房)など。
オンライン書店一覧
関連シリーズ
-
知られざるサメの世界
-
生命の起原論争
-
システム生物学入門
-
大人のための生物学の教科書
-
ティラノサウルス解体新書
-
〈絶望〉の生態学 軟弱なサルはいかにして最悪の「死神」になったか
-
生物を分けると世界が分かる
-
「DNA三部作」合本版:『DNA複製の謎に迫る』『生命のセントラルドグマ』『たんぱく質入門』
-
〈正義〉の生物学 トキやパンダを絶滅から守るべきか
-
形を読む 生物の形態をめぐって
-
うんち学入門
-
海と陸をつなぐ進化論 気候変動と微生物がもたらした驚きの共進化
-
筋肉は本当にすごい
-
エッセンシャル構造生物学
-
生命を支えるATPエネルギー
-
セックス・イン・ザ・シー
-
ヒトはいかにして生まれたか
-
生命誌とは何か
-
生物学の歴史
-
生物の超技術
-
食欲の科学
-
アメリカ版 大学生物学の教科書
-
「先送り」は生物学的に正しい 究極の生き残る技術
-
分類思考の世界-なぜヒトは万物を「種」に分けるのか
-
進化生物学入門 宇宙発生からヒト誕生への137億年
-
系統樹思考の世界
-
寄生虫博士のおさらい生物学
-
<性>のミステリー