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プライベートバンカー 完結版 節税攻防都市
プライベートバンカーカンケツバンセツゼイコウボウトシ
- 著: 清武 英利

「大金持ちをタックスヘイブンの国に誘う「カネの傭兵」。それがプライベートバンカーだ。野村證券のトップセールスマンだった主人公が見たのは、本物の大金持ちの世界だった。ただ時間が過ぎるのを待つ元大手メーカー会長、若くして300億円を手にしたIT業界の寵児、伝説の相場師、そして潜伏する国税庁の美人調査官。やがて、詐欺と殺人未遂事件まで発生。佐藤浩市×清武英利文庫版特別対談「カネと人生について」収録!
大金持ちをタックスヘイブンの国に誘う「カネの傭兵」。それがプライベートバンカーだ。
野村證券のトップセールスマンからプライベートバンカーに転じた主人公が見たのは、本物の大金持ちの世界だった。
シンガポールに移住し、ただ時間が過ぎるのを待つ元大手メーカー会長、若くして300億円を手にしたIT業界の寵児、伝説の相場師、そして脱税を見逃すまいと潜伏する国税庁の美人調査官。
やがて、バンカーの周囲では、カネを巡る詐欺と殺人未遂事件まで発生した――。
徹底取材で浮かび上がった衝撃の結末を文庫版で大幅加筆。スクープ続出、実名ノンフィクションの金字塔!
ⒸHidetoshi Kiyotake
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書誌情報
紙版
発売日
2018年10月20日
ISBN
9784065136829
判型
A6
価格
定価:990円(本体900円)
ページ数
392ページ
シリーズ
講談社+α文庫
電子版
発売日
2018年10月19日
JDCN
06A0000000000067916F
初出
本書は2016年7月刊行の『プライベートバンカー カネ守りと新富裕層』(講談社)に加筆、修正のうえ、新たに「追跡章 真相の向こう側」を書き下ろし、完結版として文庫化したものです。
著者紹介
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり 山一證券 最後の12人』(現在は講談社+α文庫所収)で14年度講談社ノンフィクション賞、『石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの』(講談社)で18年度大宅壮一ノンフィクション賞読者賞を受賞。主な著書に『奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢』(講談社+α文庫)、『空あかり 山一證券”しんがり”百人の言葉』(講談社)など。