神の島のこどもたち

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神の島のこどもたち

カミノシマノコドモタチ

文芸(単行本)

1952年。高校2年生のカミは、神戸に行った幼なじみを想いながらも、家族や友人と沖永良部島で暮らしていた。しかし、いつまで経っても島は米政府の統治下に置かれたまま、復興が進み豊かになっていく日本本土から分離されている。カミたち島民は、悲願である本土への復帰を訴えるため、活動を始めるが――。


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書誌情報

紙版

発売日

2019年01月18日

ISBN

9784065142554

判型

四六変型

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

186ページ

初出

「小説現代」2018年10月号に掲載したものを、大幅に加筆修正し、書き下ろしを加えました。

著者紹介

著: 中脇 初枝(ナカワキ ハツエ)

1974年徳島県生まれ、高知県育ち。高校在学中に『魚のように』で第2回坊っちゃん文学賞を受賞し、17歳でデビュー。筑波大学で民俗学を学ぶ。2012年『きみはいい子』で第28回坪田譲治文学賞を受賞、第1回静岡書店大賞第1位、第10回本屋大賞第4位。2014年『わたしをみつけて』で第27回山本周五郎賞候補。2016年『世界の果てのこどもたち』で第37回吉川英治文学新人賞候補、第13回本屋大賞第3位。『こりゃまてまて』『女の子の昔話』など、絵本や昔話の再話も手がける。2018年7月に『神に守られた島』と、舞台になった沖永良部島の風景と唄いつがれてきた島唄を紹介する写真集『神の島のうた』(葛西亜理沙写真)を同時発売。

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