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生きながらえる術
イキナガラエルスベ
- 著: 鷲田 清一
モノの形の味わい、生きることの難儀さ、芸術の偉力、考えることの深さ。多面体としての人間の営みとその様々な相に眼差しを向け織りなされる思索。日常を楽しみ味わいながら生きるための技法を、哲学者が軽やかに、しかも深く語るエッセイ80編余を収録。
ⒸKiyokazu Washida
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目次
かたちのレビュー
〈生存〉の技術
〈始まり〉に還る芸術
〈探求〉という仕事
書誌情報
紙版
発売日
2019年05月24日
ISBN
9784065156612
判型
四六変型
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
274ページ
電子版
発売日
2019年05月29日
JDCN
06A0000000000114128Q
初出
1 かたちのレビュー|日本経済新聞2013年5月9日~2016年4月14日。 2 〈生存〉の技術|中日新聞2018年9月1・29日/12月22日/2019年1月26日、京都新聞2018年11月25日、神戸新聞2015年7月24日/2016年1月28日、朝日新聞、伊藤洋志『ナリワイをつくる』(ちくま文庫 2017年)解説、『コンニチハ技術トシテノ美術』(せんだいメディアテーク 2018年)、『十代に何を食べたか』(平凡社ライブラリー 2014年)解説、高田公理・堀忠雄・重田眞義編『睡眠文化を学ぶ人のために』(世界思想社 2008年)、第2回恵比寿映像祭『歌をさがして』(東京都写真美術館 2010年2月)、斉藤道雄『手話を生きる』(出版情報誌「パブリッシャーズレビュー みすず書房の本棚」2016年3月)。 3 〈始まり〉に還る芸術|中日新聞2018年3月17日/11月24日/2019年2月23日/3月23日、神戸新聞2015年4月24日、京都新聞2014年11月23日、『NACT Review:国立新美術館研究紀要』第4号 2017年12月、「たねまきアクア」01(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)2016年1月、石内都『ひろしま』別冊「栞」(集英社 2008年)、国立文楽劇場2015初春公演パンフレット 2015年1月、劇団態変第60回公演「虹の彼方に」パンフレット 2014年3月。 4 〈探究〉という仕事|日本経済新聞2008年5月1日夕刊/8日夕刊/15日夕刊/22日夕刊/29日夕刊、朝日新聞2019年1月16日、『坂部恵集 1』(岩波書店 2006年)月報、三木清『読書と人生』(講談社文芸文庫 2013年)解説、上山安敏『フロイトとユング』(岩波現代文庫 2014年)解説、三木成夫『胎児の世界』(「JR EAST」2009年秋号)、梅原猛『少年の夢』(河出文庫 2016年)解説、日高敏隆『動物と人間の世界認識』(ちくま学芸文庫 2007年)、山極寿一『父という余分なもの』(新潮文庫 2015年)解説、河井隼雄『カウンセリングの実際』(岩波現代文庫 2009年)解説、柳田邦男『新・がん50人の勇気』(文春文庫 2012年)解説、竹内敏晴『「出会う」ことと「生きる」こと』(セレクション竹内敏晴「からだと思想」3 藤原書店 2014年)解説。
収録作品
-
作品名初出
-
作品名
かたちのレビュー
初出
日本経済新聞・2013年5月9日~2016年4月14日
-
作品名
小さな肯定
初出
中日新聞・2019年1月26日
-
作品名
〈支援〉と〈応援〉
初出
中日新聞・2018年9月29日
-
作品名
暮らしのバックヤード
初出
京都新聞・2018年11月25日
-
作品名
素手の活動、手編みの関係
初出
中日新聞・2018年9月1日
-
作品名
「なりわひ」と「まかなひ」
初出
伊藤洋志「ナリワイをつくる」(ちくま文庫、2017年)解説
-
作品名
金銭と感情
初出
中日新聞・2018年12月22日
-
作品名
「ものづくり」を考える
初出
神戸新聞・2016年1月28日
-
作品名
不能の表出-三つの証言-
初出
「コンニチハ技術トシテノ美術」(せんだいメディアテーク、2018年)
-
作品名
「食べないと死ぬ」から「食べると死ぬ」へ
初出
「十代に何を食べたか」(平凡社ライブラリー、2014年)解説
-
作品名
眠り姫になれなくて
初出
高田公理・堀忠雄・重田眞義「睡眠文化を学ぶ人のために」(世界思想社、2008年)
-
作品名
祭の季節に
初出
神戸新聞・2015年7月24日
-
作品名
声の不在のなかで
初出
第2回恵比寿映像祭「歌をさがして」(東京都写真美術館、2010年2月)
-
作品名
深すぎた溝を越えて
初出
斉藤道雄「手話を生きる」
-
作品名
続き
初出
(出版情報誌「パブリッシャーズレビュー みすず書房の本棚」2016年3月)
-
作品名
ブリコラージュの自由
初出
『NACT Review:国立新美術館研究紀要』第4号、2017年12月
-
作品名
哲学はアートとともに?
初出
中日新聞・2018年3月17日
-
作品名
作品のプレゼンテーション?
初出
「たねまきアクア」01(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)2016年1月
-
作品名
ちっちゃい焚き火
初出
神戸新聞・2015年4月24日
-
作品名
ヒスロムの実力
初出
中日新聞・2018年11月24日
-
作品名
床面積を大きくする(原題:アートにしかできないこと)
初出
中日新聞・2019年2月23日
-
作品名
芸術と教育
初出
中日新聞・2019年3月23日
-
作品名
織と文
初出
京都新聞・2014年11月23日
-
作品名
〈衣〉の無言
初出
石内都「ひろしま」別冊「栞」(集英社、2008年)
-
作品名
人形の「普遍」
初出
国立文楽劇場2015初春公演パンフレット、2015年1月
-
作品名
「態変」という燈台
初出
劇団態変第60回公演「虹の彼方に」パンフレット、2014年3月
-
作品名
九鬼周造
初出
日本経済新聞・2008年5月1日夕刊
-
作品名
和辻哲郎
初出
日本経済新聞・2008年5月8日夕刊
-
作品名
廣松渉
初出
日本経済新聞・2008年5月15日夕刊
-
作品名
鶴見俊輔
初出
日本経済新聞・2008年5月22日夕刊
-
作品名
坂部恵
初出
日本経済新聞・2008年5月29日夕刊
-
作品名
補遺〈垂直〉の語り
初出
「坂部恵集 1」(岩波書店、2006年)月報
-
作品名
対話としての読書
初出
三木清「読書と人生」(講談社文芸文庫、2013年)解説
-
作品名
思想史研究の凄み
初出
上山安敏「フロイトとユング」(岩波現代文庫、2014年)解説
-
作品名
いのちの昏い歴史
初出
三木成夫「胎児の世界」(『JR EAST』2009年秋号)
-
作品名
でかい人
初出
梅原猛「少年の夢」(河出文庫、2016年)解説
-
作品名
補遺 梅原猛さんを悼む
初出
朝日新聞・2019年1月16日
-
作品名
「おもろく」なければ学問でない
初出
日高敏隆「動物と人間の世界認識」(ちくま学芸文庫、2007年)
-
作品名
ごつい思想、密な調査、深い知恵
初出
山極寿一「父という余分なもの」(新潮文庫、2015年)解説
-
作品名
ぬえのような
初出
河合隼雄「カウンセリングの実際」(岩波現代文庫、2009年)解説
-
作品名
心を耕す
初出
柳田邦男「新・がん50人の勇気」(文春文庫、2012年)解説
-
作品名
無方法という方法
初出
竹内敏晴「「出会う」ことと「生きる」こと」
-
作品名
続き
初出
(セレクション竹内敏晴「からだと思想」3、藤原書店、2014年)解説
著者紹介
1949年京都生まれ。哲学者。大阪大学学長、京都市立芸術大学学長を歴任。現在、せんだいメディアテーク館長。現象学研究に始まり「臨床哲学」を提唱・探求する。朝日新聞で「折々のことば」を連載中。 著書に『顔の現象学』『〈弱さ〉のちから』『京都の平熱』『じぶん・この不思議な存在』『「ぐずぐず」の理由』『「待つ」ということ』『「聴く」ことの力――臨床哲学試論』『哲学の使い方』など多数。
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