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源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義
ゲンペイノオンリョウコユルギシュンスケノサイシュウコウギ
- 著: 高田 崇史

1160年、平治の乱の後、源頼朝は平清盛によって助命される。後に大納言・時忠が、「此一門にあらざらむ人は、皆人非人なるべし」とまで言い放ち、知行国三十余国、荘園五百ヵ所、田園その数を知らずと言われるまでに栄華を誇った平家一門の命運は、この瞬間に窮まった。
後に平氏を滅ぼすことになる頼朝を清盛はなぜ救ったのか?
平氏を滅亡に追い込んだ天才武将・源義経は数々の戦果を挙げたにもかかわらず、兄の不興を買って非業の死を遂げる。その義経が怨霊として祀られていないのはなぜなのか?
二つの謎が解けるとき、源氏と平氏の真の姿が現れる。
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書誌情報
紙版
発売日
2019年06月27日
ISBN
9784065161623
判型
四六
価格
定価:2,530円(本体2,300円)
ページ数
466ページ
著者紹介
昭和33年東京生まれ。明治薬科大学卒。『QED 百人一首の呪』(講談社ノベルス)で第9回メフィスト賞を受賞しデビュー。