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疑薬
ギヤク
- 著: 鏑木 蓮

十年前に失明した母と暮らす生稲怜花は、ある日矢島という記者に声をかけられる。
老人ホームで起きたインフルエンザの集団感染。その死亡者に処方されていたのは、母の治療に使われたのと同じ新薬「シキミリンβ」だというのだ。
母の失明の原因は――まさか。
乱歩賞作家が描く、製薬会社やマスコミ、数多の謀略が交差する圧巻のミステリー。
ⒸRen Kaburagi
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書誌情報
紙版
発売日
2020年11月13日
ISBN
9784065216118
判型
A6
価格
定価:924円(本体840円)
ページ数
464ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年11月13日
JDCN
06A0000000000249688K
初出
この作品は、2017年5月に小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
鏑木 蓮(かぶらぎ・れん) 1961年、京都市生まれ。 2006年、『東京ダモイ』で第52回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。 社会派ミステリー『白砂』(双葉社)が大ヒットした。他の作品に、『エンドロール』(早川書房)『転生』(KADOKAWA)『見えない鎖』『黒い鶴』(潮出版社)『屈折光』『救命拒否』『真友』『甘い罠』『京都西陣シェアハウス 憎まれ天使・有村志穂』「片岡真子シリーズ」(講談社)などがある。