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オランダ商館長が見た 江戸の災害
オランダショウカンチョウガミタエドノサイガイ
- 著: フレデリック・クレインス ,
- 解説: 磯田 道史

ハーグ国立文書館に埋もれていた記録は何を語るか?
地震や火事の向こうに日本社会が見えてくる!
明暦の大火、元禄地震、雲仙・普賢岳の噴火、京都天明の大火……
平成、令和の時代と同じように災害の多かった江戸時代。
人びとはいかに災害を生き抜いたのか?
被災直後の江戸城内での将軍への謁見、町で復興に励む市井の人びとなど。
歴代のオランダ商館長の克明な記録をもとに、
災害列島を生きる日本人の姿に迫る。
江戸に火事が多い理由、短時間で復興する仕組み、日本人の自由など、
磯田道史氏による本文解説付き!
Ⓒクレインス,フレデリック/磯田道史
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書誌情報
紙版
発売日
2019年12月11日
ISBN
9784065181799
判型
新書
価格
定価:1,056円(本体960円)
通巻番号
2556
ページ数
296ページ
シリーズ
講談社現代新書
電子版
発売日
2019年12月11日
JDCN
06A0000000000178415G
著者紹介
1970年、ベルギー生まれ。国際日本文化研究センター准教授。専門は日欧交流史。著書に『江戸時代における機械論的身体観の変容』『十七世紀のオランダ人が見た日本』(以上、臨川書店)、編著に『日蘭関係史をよみとく(下)』(臨川書店)、共著に『戦乱と民衆』(講談社現代新書)などがある。
解説: 磯田 道史(イソダ ミチフミ)
1970年、岡山県生まれ。国際日本文化研究センター准教授。専門は日本近世・近代史、社会経済史。著書に『武士の家計簿』(新潮新書)、『天災から日本史を読みなおす』『日本史の内幕』(以上、中公新書)、『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』(NHK出版新書)などがある。