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銀河鉄道の父
ギンガテツドウノチチ
- 著: 門井 慶喜

数多くの傑作を残した宮沢賢治とその父・政次郎との
究極の親子愛を描いた
第158回直木賞受賞作。
☆☆☆☆☆
待望の映画化!
2023年5月5日(金・祝)全国公開!!
主演:役所広司
出演:菅田将暉 森七菜 豊田裕大
坂井真紀 / 田中 泯
監督:成島出
主題歌:いきものがかり
☆☆☆☆☆
宮沢政次郎の長男・賢治は、家業の質屋を継ぎたがらず、適当な理由をつけては金の無心をするような困った息子。
政次郎は厳格な父親であろうと努めるも、賢治のためなら、とつい甘やかしてしまう。
やがて妹・トシの病気を機に、賢治は物語を書き始めるが――。
後に国民作家となる天才・宮沢賢治の生涯を、父の視点から活写する。
究極の親子愛を描いた傑作。
ⒸYoshinobu Kadoi
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書誌情報
紙版
発売日
2020年04月15日
ISBN
9784065183816
判型
A6
価格
定価:1,012円(本体920円)
ページ数
528ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年04月15日
JDCN
06A0000000000200571S
初出
2017年9月に小社より単行本として刊行。
著者紹介
1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。2003年、第42回オール讀物推理小説新人賞を「キッドナッパーズ」で受賞しデビュー。'15年に『東京帝大叡古教授』が第153回直木賞候補、'16年に『家康、江戸を建てる』が第155回直木賞候補となる。'16年に『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』で第69回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、同年に咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。'18年に『銀河鉄道の父』(本書)で第158回直木賞を受賞。他の著書に『パラドックス実践 雄弁学園の教師たち』『屋根をかける人』『ゆけ、おりょう』『定価のない本』『自由は死せず』『東京、はじまる』などがある。