それ自体が奇跡

マイページに作品情報をお届け!

電子あり

それ自体が奇跡

ソレジタイガキセキ

講談社文庫

百貨店で働く貢と綾は結婚三年目。貢は婦人服売り場、綾は紳士服売り場で働いており、社内結婚だった。

貢はもともと百貨店のサッカー部に所属していたが、廃部に。しばらくサッカーとは無縁の日々を過ごしていたが、ある時社会人サッカーチームの強豪「カピターレ東京」からスカウトを受ける。
綾の反対にあいながらも、入団を決意する貢。
仕事よりも試合を優先しがちな貢に、上司も不満を募らせていく中、綾ともすれ違いはじめ――。

一方、綾は売り場に訪れた天野という男と映画や食事に行く関係に。貢よりも趣味が合う天野が徐々に気になり始める綾だが――。

結婚三年目にして初めて訪れる大きな危機を、2人は乗り越えられるのか!?


ⒸFuminori Onodera

書誌情報

紙版

発売日

2020年05月15日

ISBN

9784065196601

判型

A6

価格

定価:726円(本体660円)

ページ数

320ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2020年05月15日

JDCN

06A0000000000210260M

初出

2018年1月に小社より単行本として刊行。

著者紹介

著: 小野寺 史宜(オノデラ フミノリ)

1968年千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」でオール讀物新人賞を受賞し、デビュー。’08年『ROCKER』で第3回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。著書に『ひりつく夜の音』(新潮社)『本日も教官なり』(KADOKAWA)『ライフ』『ナオタの星』『みつばの郵便屋さん』シリーズ(ポプラ社)、『その愛の程度』を一作目とする『近いはずの人』(本書)『それ自体が奇跡』の夫婦三部作、『縁』(講談社)などがある。’19年『ひと』(祥伝社)で本屋大賞2位。最新作に『まち』(祥伝社)。

オンライン書店一覧

ネット書店一覧

電子版取扱い書店一覧

既刊・関連作品一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT

製品関連情報