
それ自体が奇跡
ソレジタイガキセキ
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田口夫妻が勤める百貨店で唯一の定休日である元日。夫の貢が「本気のサッカーがしたい」と宣言し、妻の綾が「絶対ダメ」と反対したことから、二人の波乱の一年が幕を開けた。30歳、結婚3年め、共働き。夫が本気の夢を追い始め、妻は別の男に惹かれ始めた。初めて訪れた危機を、田口夫妻は乗り越えられるのか!? 「そうでした。好きなことを思い切りやるって、近くの人を想うこととセット。今この本に出会えて良かった。」――岩政大樹氏(元サッカー日本代表・東京ユナイテッドFC所属) 「奇跡を引き寄せるのは、全て挑戦からなんだ! この本を読んですごく共感できました。」――渡邊和也氏(東京国際大学駅伝部所属) 田口夫妻が勤める百貨店で唯一の定休日である元日。夫の貢が「本気のサッカーがしたい」と宣言し、妻の綾が「絶対ダメ」と反対したことから、二人の波乱の一年が幕を開けた。 会社のサッカー部が廃止になり、くすぶっていた貢の元を、大学の先輩だという立花が訪れた。サッカーチーム「カピターレ東京」に入団し、東京23区で初めてのJリーグ入りを共に目指してほしいと熱心に勧誘される。報酬ゼロなのに本気のサッカーへの誘いに心を動かされた貢は、その場で「やります」と返事をしていた。 高卒で百貨店に入社して13年、そろそろ子どもを産みたい、と考えていた綾は、夫の突然の宣言に異を唱える。特にイヤだったのは、それが相談ではなく事後報告だったことだ。夫との関係がぎくしゃくしたせいか、綾は仕事で初歩的なミスをしてしまうが、それがきっかけで客の天野と知り合い、二人で映画に行くことに……。 30歳、結婚3年め、共働き。 夫が本気の夢を追い始め、妻は別の男に惹かれ始めた。 初めて訪れた危機を、田口夫妻は乗り越えられるのか!?
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それ自体が奇跡
発売日:2020年05月15日
百貨店で働く貢と綾は結婚三年目。貢は婦人服売り場、綾は紳士服売り場で働いており、社内結婚だった。 貢はもともと百貨店のサッカー部に所属していたが、廃部に。しばらくサッカーとは無縁の日々を過ごしていたが、ある時社会人サッカーチームの強豪「カピターレ東京」からスカウトを受ける。 綾の反対にあいながらも、入団を決意する貢。 仕事よりも試合を優先しがちな貢に、上司も不満を募らせていく中、綾ともすれ違いはじめ――。 一方、綾は売り場に訪れた天野という男と映画や食事に行く関係に。貢よりも趣味が合う天野が徐々に気になり始める綾だが――。 結婚三年目にして初めて訪れる大きな危機を、2人は乗り越えられるのか!?