
マイページに作品情報をお届け!
忘れる女、忘れられる女
ワスレルオンナワスレラレルオンナ
- 著: 酒井 順子

なかったことに、して欲しい。
オフショルおばさんの露出、SNSの自意識管理、
首相夫人のフットワーク、衰え知らずの不倫祭りーー。
忘れっぽさは新たな世界への入り口
ロングランエッセイ最新文庫!
子ナシ独身女性知事誕生に感慨を覚え、眞子さま婚約に「コムる」男の増加を予感。衰え知らずのスキャンダル市場では「録られる」恐怖に慄いて――。政治、芸能、SNS、一度犯したしくじりが消えにくい時代、忘れることはむしろ幸福をよび新しい世界を連れてくる? 今を切り取るロングランエッセイ第12弾。
ⒸJunko Sakai
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2020年07月15日
ISBN
9784065201244
判型
A6
価格
定価:693円(本体630円)
ページ数
272ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年07月15日
JDCN
06A0000000000220249Q
初出
本書は「週刊現代」2016年7月9日号~2017年8月19・26日合併号の連載より2017年5月6・13日合併号を除く49本を掲載し、2017年10月に小社より単行本として刊行されました。文庫化にあたり、一部加筆修正を行いました。
著者紹介
1966年東京生まれ。2003年、『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞。『オリーブの罠』『子の無い人生』『男尊女子』『百年の女 「婦人公論」が見た大正、昭和、平成』『次の人、どうぞ!』『家族終了』『平安ガールフレンズ』など著書多数。