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呉越春秋 湖底の城 九
ゴエツシュンジュウコテイノシロ9
- 著: 宮城谷 昌光

9年の歳月をかけて紡がれた至高の一大叙事詩、ここに完結!
越王・句践が呉の王宮に身を移されてから二年余。
呉が陳へ攻め入った報を受け、越の大夫・范蠡と諸稽郢は、使者として呉へ向かう。
そこで呉王・夫差は、句践の帰国を許すかわりに、二人に呉都にとどまるよう命じるのだった。
伍子胥と范蠡、二人の英傑の運命を雄大に描く中国歴史ロマンの傑作、ついに完結!
ⒸMasamitsu Miyagitani 2020
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書誌情報
紙版
発売日
2020年09月15日
ISBN
9784065204146
判型
A6
価格
定価:715円(本体650円)
ページ数
304ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年09月15日
JDCN
06A0000000000234810R
初出
「小説現代」2017年9月号~2018年8月号。本書は2018年9月に小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
1945年愛知県蒲郡市生まれ。『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を、『重耳』で芸術選奨・文部大臣賞を、『子産』で吉川英治文学賞を受賞。中国古代に材をとった歴史ロマンの第一人者。『孟嘗君』『管仲』『楽毅』『晏子』『王家の風日』『奇貨居くべし』『太公望』などの小説、『クラシック 私だけの名曲1001曲』などのエッセイほか著書多数。近著に『呉漢』『三国志』『劉邦』などがある。2006年に紫綬褒章、16年に旭日小綬賞を受章した。