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忌物堂鬼談
イブツドウキダン
- 著: 三津田 信三

得体の知れぬ何かに追われ、助けを求めて遺仏寺を訪れた由羽希。所有するだけで祟られるという「忌物」であふれた本堂で、住職の天山天空は彼女も忌物を持っていると告げる。何が起きたかをまるで覚えていない由羽希は、天空が調査をするあいだ毎夜寺に通い、忌物に纏わる怪異譚を聞くことになるが……。
ⒸShinzo Mitsuda
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書誌情報
紙版
発売日
2020年10月15日
ISBN
9784065213643
判型
A6
価格
定価:748円(本体680円)
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年10月15日
JDCN
06A0000000000240088C
初出
この作品は2017年9月に講談社ノベルスとして刊行されました。
著者紹介
編集者を経て2001年『ホラー作家の棲む家』(講談社ノベルス/『忌館』と改題、講談社文庫)で作家デビュー。2010年『水魑の如き沈むもの』(原書房、のち講談社文庫)で第10回本格ミステリ大賞受賞。本格ミステリとホラーを融合させた独自の作風を持つ。 主な作品に『忌館』に続く『作者不詳』などの“作家三部作”(講談社文庫)、『厭魅の如き憑くもの』に始まる“刀城言耶”シリーズ(原書房/講談社文庫)、『禍家』に始まる“家”シリーズ(光文社文庫/角川ホラー文庫)、『十三の呪』に始まる“死相学探偵”シリーズ(角川ホラー文庫)、『どこの家にも怖いものはいる』に始まる“幽霊屋敷”シリーズ(中央公論新社/中公文庫)、『黒面の狐』に始まる“物理波矢多”シリーズ(文藝春秋/文春文庫)などがある。 刀城言耶第三長編『首無の如き祟るもの』は『2017年本格ミステリ・ベスト10』(原書房)の過去20年のランキングである「本格ミステリ・ベスト・オブ・ベスト10」1位となった。