うみのとしょかん あらしが やってきた

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うみのとしょかん あらしが やってきた

ウミノトショカンアラシガヤッテキタ

 本好きのアオザメと、図書館員のヒラメが主人公。 図書館にやってくる生きものたちの、4つの小さなおはなしに分かれています。 


 第54回講談社児童文学新人賞佳作でデビューした葦原かもさんの大人気作『うみのとしょかん』の続編です。
 海の中にある図書館で、海の生きものたちがくりひろげる物語を、持ち味のユーモアとともにやさしく書いた作品です。短いお話が4つ入っているので、どこからでも楽しめます。
 小学1年生から、自分で楽しむことができ、本への親しみが増す物語です。

(内容紹介)

 本好きのアオザメと、図書館員のヒラメが主人公。
 図書館にやってくる生きものたちの、4つの小さなおはなしに分かれています。

大人気「うみのとしょかん」本がだいすきなお魚のなかまたちの物語、第4巻!


ここは、うみのとしょかんです。

 うみのそこは たいてい おだやかなのですが、

たまに、そうでないこともあるのです。

中略

ヒラメは、本があらしでなくならないよう、大きないわのかげに

せっせとはこびました。

 しだいに、うねりがおおきくなりました。

「もう少しではこびおわるけど……。おっと、およぐのもむずかしくなってきたぞ」

 ヒラメは、なみにさからえなくなり、いわのそばのすなの中に、いつもよりふかくもぐりました。
 本文より。

◯あらしがやってきた

◯小さいイカさっかをめざす

◯オコゼの空

◯リュウグウノツカイがないた

の4話を収録。
小学校低学年むけ


ⒸKamo Ashihara/Michiyo Morita

  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2020年09月10日

ISBN

9784065206355

判型

A5

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

80ページ

シリーズ

どうわがいっぱい

電子版

発売日

2020年09月09日

JDCN

06A0000000000234423T

著者紹介

作: 葦原 かも(アシハラ カモ)

川崎市生まれ。東京学芸大学初等教育教員養成課程国語課卒業。教育団体で編集の仕事にたずさわる。2013年、「トミエさんの真夜中ものがたり」で第54回講談社児童文学新人賞佳作を受賞し、『まよなかのぎゅうぎゅうネコ』と改題して刊行する。児童文学サークル「にじゅうまる」同人。

絵: 森田 みちよ(モリタ ミチヨ)

愛知県生まれ。イラストレーター。絵本に「ぶたぬきくん」シリーズ、児童書の挿し絵に「なんでもコアラ」シリーズ、『日曜日の朝ぼくは』『クリスマスをめぐる7つのふしぎ』『夜空の訪問者』『アルフレートの時計台』『現代落語 おもしろ七席』『オイレ夫人の深夜画廊』『きんたろうちゃん』などがある。

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