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鬼棲む国、出雲 古事記異聞
オニスムクニイズモコジキイブン
- 著: 高田 崇史

民俗学研究室に所属する橘樹雅は、指導教官の御子神伶二に研究テーマ・出雲について「殆ど理解できていない」と厳しく指摘される。傷つきながら現地へ旅立った雅は、出雲大社、佐太神社などを巡るうちに『古事記』や『日本書紀』の伝える出雲神話に疑問を持ちはじめる。神話に隠された「敗者の歴史」を描く歴史ミステリー。
ⒸTAKAFUMI TAKADA
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目次
プロローグ
雲出づる国
出雲四大神
大蛇雲の山
弥生八雲に
雅かなる雲
エピローグ
書誌情報
紙版
発売日
2021年01月15日
ISBN
9784065219133
判型
A6
価格
定価:715円(本体650円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2021年01月15日
JDCN
06A0000000000263725Y
初出
この作品は、2018年6月に、講談社ノベルスとして刊行されたものです。
著者紹介
東京都生まれ。明治薬科大学卒業。『QED 百人一首の呪』で第9回メフィスト賞を受賞し、デビュー。歴史ミステリを精力的に書きつづけている。講談社ノベルス最長の人気シリーズQEDシリーズをはじめ、著作多数。近著に『源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義』『QED 憂曇華の時』『古事記異聞 京の怨霊、元出雲』など。