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縁
ユカリ
- 著: 小野寺 史宜

嫌なことがあったなら、良いことだってきっとある。
見知らぬ人との予期せぬ「つながり」が、あたたかな奇跡を紡ぎ出す!
本屋大賞第2位! 『ひと』の著者が描く傑作群像劇!
!!初版限定 著者コメント入り「縁結び」しおり封入!!
「霧」
真面目に少年サッカーのコーチをしていた室屋だったが、保護者の間で特定の子を贔屓していると噂が立ってしまい――。
「縁」
再会した同級生が息子の志望する会社に勤めていた。友恵は口利きを頼もうとするが……。
嫌な思いをしても、予期せぬ「縁」に救われることもある。人生の機微を描く傑作群像劇!
ⒸFuminori Onodera
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目次
霧
塵
針
縁
終
書誌情報
紙版
発売日
2021年09月15日
ISBN
9784065249680
判型
A6
価格
定価:748円(本体680円)
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2021年09月15日
JDCN
06A0000000000366150J
初出
本書は2019年9月に小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
1968年千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」でオール讀物新人賞を受賞し、デビュー。’08年『ROCKER』で第3回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。著書に『ひりつく夜の音』『本日も教官なり』『ライフ』『ナオタの星』『みつばの郵便屋さん』シリーズ、『その愛の程度』を一作目とする『近いはずの人』『それ自体が奇跡』の夫婦三部作、『縁』『天使と悪魔のシネマ』『片見里荒川コネクション』などがある。’19年『ひと』で本屋大賞2位。