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料理沖縄物語
リョウリオキナワモノガタリ
- 著: 古波蔵 保好

冬至の日のじゅうしぃ(雑炊)、正月に欠かせないなっと味噌、三月三日の女たちの祭りの重箱、折り目の日に食べるそうきのお汁、お墓の前の宴会・清明祭、祝いの席を彩るあんだぎい、一汁・白飯で肉親の野辺送り・・・戦前の沖縄・首里に生まれた著者が語る、記憶のなかの沖縄の味覚と、それを培った沖縄の心。
ⒸYasuo Kohagura
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書誌情報
紙版
発売日
2022年05月13日
ISBN
9784065280058
判型
A6
価格
定価:726円(本体660円)
ページ数
192ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2022年05月13日
JDCN
06A0000000000489150X
初出
本書は1983年6月に作品社より単行本として刊行された後、1990年1月に朝日文庫として刊行されました。
著者紹介
古波蔵 保好(こはぐら・ほこう) 1910年(明治43年)3月23日、沖縄県那覇市首里出身。エッセイスト。東京外国語学校(現東京外大)印度語科中退。31年沖縄日日新聞社(のちの沖縄日報社)、41年から毎日新聞(はじめ那覇支局、のちに東京本社社会部)の記者となり、56年から同新聞論説委員としても健筆をふるった名文記者。65年に定年退社後は、評論家、エッセイストとして活躍。著書に『沖縄物語』『料理沖縄物語』など。『沖縄物語』で昭和56年度日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。文筆以外でも第一回MFUベストドレッサー賞を受賞するなど、幅広い分野で評価が高い。2001年(平成13年)8月30日逝去。