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子犬の絵画史 たのしい日本美術
コイヌノカイガシタノシイニホンビジュツ
- 著: 金子 信久

「かわいい子犬画」はどのように成立したのか
中国・朝鮮から伝わり、応挙が完成させた子犬の絵は、蘆雪をはじめ多くの後継者を経て、近代へとつながっていく。子犬の絵に魅せられた学芸員がひもとく、初めての絵画史。
応挙の子犬の絵がなかったら、
生きる道はまた違っていたかもしれない。
──「あとがき」より──
円山応挙、長沢蘆雪、俵屋宗達、与謝蕪村、伊藤若冲……
国内外の美術館・博物館、プライベートコレクションから選りすぐりの116点が大集合!
一章 海の向こうの子犬の絵
二章 日本の子犬の絵
三章 犬の美術あれこれ
ⒸNobuhisa Kaneko
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書誌情報
紙版
発売日
2022年08月29日
ISBN
9784065280843
判型
B24取
価格
定価:2,860円(本体2,600円)
ページ数
192ページ
著者紹介
金子信久(かねこのぶひさ) 1962年、東京都生まれ。1985年、慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。府中市美術館学芸員。専門は江戸時代絵画史。著書に『ねこと国芳』(パイ インターナショナル)、『日本美術全集14 若冲・応挙、みやこの奇想』(共著、小学館)、『別冊太陽 円山応挙』(監修・共著、平凡社)、『もっと知りたい長沢蘆雪』(東京美術)、『めでる国芳ブック ねこ』『めでる国芳ブック どうぶつ』(ともに大福書林)、『江戸かわいい動物』『日本おとぼけ絵画史』『作家別 あの名画に会える美術館ガイド 江戸絵画篇』『歌川国芳 21世紀の絵画力(府中市美術館編・著)』『へそまがり日本美術(府中市美術館編・著)』『鳥獣戯画の国』『動物の絵(府中市美術館編・著)』(いずれも講談社)、『かわいい江戸の絵画史』(監修、エクスナレッジ)ほか。