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アタッチメントがわかる本 「愛着」が心の力を育む
アタッチメントガワカルホンアイチャクガココロノチカラヲハグクム
- 監: 遠藤 利彦

【「不安なときに守ってもらえる」という確信が心の力に】
アタッチメントのもともとの意味は「くっつく(アタッチする)こと」。「不安なとき、特定のだれかにくっついて安心する」という経験が子どものすこやかな発達のために、いかに大切なものであるか、改めて見直されるようになってきています。
幼い頃、どれだけ確実に、親をはじめとする養育者にくっついて安心できたかで、子どものアタッチメントの安定性は決まっていきます。安定したアタッチメントの経験がもたらす「守ってもらえる」という確信は、「心の力」となり、子どものすこやかな発達を促します。成長してからの対人関係のあり方にも影響すると考えられます。
だからこそ、子どもの困った行動や、大人がかかえる生きづらさのもとに何があるのか、アタッチメントという観点からみると理解しやすくなります。
本書では、アタッチメントに関する知識をわかりやすくイラスト図解します。子どもへのかかわり方を考える、また、生きづらさを感じる自分自身を見つめ直すためのヒントが詰まった1冊です。
●本書の内容構成
第1章 子どもの発達とアタッチメント
第2章 アタッチメントの個人差と問題
第3章 心の力を育む「基地」の役割
第4章 保育・教育の場でのかかわり方
第5章 大人にとってのアタッチメント
Ⓒ
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書誌情報
紙版
発売日
2022年09月01日
ISBN
9784065289198
判型
B20取
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
100ページ
シリーズ
健康ライブラリーイラスト版
電子版
発売日
2022年08月31日
JDCN
06A0000000000532320S
著者紹介
■監修者プロフィール 遠藤利彦(えんどう・としひこ) 1962年生まれ。東京大学教育学部卒。同大学院教育学研究科博士課程単位取得後退学。博士(心理学)。聖心女子大学文学部講師、九州大学大学院人間環境学研究院助教授、京都大学大学院教育学研究科准教授などを経て、東京大学大学院教育学研究科教授。同附属発達保育実践政策学センター(Cedep)センター長。日本学術会議会員。『乳幼児のこころ』(有斐閣)、『赤ちゃんの発達とアタッチメント――乳児保育で大切にしたいこと』(ひとなる書房)、『入門アタッチメント理論――臨床・実践への架け橋』(日本評論社)など、著書多数。
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